竹のフィーダー作り

ニホンザルは野生では食べ物を探し広い範囲を移動する動物ですが、

飼育下では行動範囲に限りがあります。

そんな限られた中でもおさるさんたちが少しでも退屈な時間を減らし、

楽しい時間が増えるように「フィーダー」を作成しました。

さる園での竹のフィーダーができるまで、を画像で紹介します。

※フィーダーとは、工夫しないと餌を取りだすことができない道具のこと。

動物園動物にとって餌を食べる時間が長くなることはエンリッチメントのひとつとされています。

まず野草園内に生えている大きな竹を切ります。

そこから節を残し使いやすい様に分けて切ります。

ドリルで中に大豆か小麦が入るような穴を数個あけます。

作業は軍手をして気を付けて行います。

 

竹に穴を10個ほど開けて完成です!

そして穴の中に小麦を入れて…おさるさんへ渡します。

画像:ボスザルの横でフィーダー観察するヒナタちゃん

普段から竹をおやつとしてあげる事はありましたが、

竹のフィーダーを与えるのは久しぶりです。

特にこざるは初めて見るため、最初はただかじるだけでした。

ホッペちゃんはフィーダーを持って歩いた際に、

小麦がポロッと落ちたことに気づきました。

そこからは地面にコロコロと転がし小麦が出たら食べる。を繰り返します。

ホッペちゃんは転がせば餌が手に入ることを学習しました。

 

野草園にはたくさん竹があるので、

また近いうちに新しいフィーダー作成をする予定です。

ちなみに今朝確認するとこのような傷だらけの状態でした。

たくさん遊んでくれた証拠ですね。作ったかいがあります。

 

byアミ

春の野草、見頃です。

3月下旬は暖かい日が続き春の野草が見頃を迎えています。

他にもたくさん咲いていますが、ブログでは一部を紹介させて頂きます。

タカオスミレ

イカリソウ

紫色の花も野草園内に咲いています。

ハルユキノシタ

ニリンソウ

今年はニリンソウが群生しており、見ごたえがあります。

エンレイソウ

フタバアオイ

葉の裏に帽子の様な形の花が咲きます。

葉の下をじっくりと観察し、花を探してみてください。

ウラシマソウ

花の先端から伸びた付属体を浦島太郎がつり糸を垂れている姿に、

例えこの名が付きました。

ヤマブキソウ

例年より早く咲き始めました。

 

現在たくさん咲いている野草を紹介させて頂きました。

開花時期が長い花もあれば、短い花もあります。

気になる野草がありましたら、ぜひ高尾山さる園・野草園までお越しください。

 

byアミ

「日光さる軍団高尾山公演」開催について

昨年好評だった「日光さる軍団高尾山公演」が今年も高尾山にやってきます。
テレビ番組でも大活躍の「ゆりあくぅ」でおなじみの太郎次郎一門のお猿さんと芸人たちが繰り広げる面白くてかわいいコント、芸人たちの軽快なトークに、お猿さんの得意芸など「猿まわし芸」のカッコイイ姿をお楽しみいただけます。
笑いと感動いっぱいの太郎次郎一門による伝統芸能「猿まわし」公演を存分にお楽しみください。みなさまのご来園、お待ちしております。

 

公演期間:2021年3月27日~12月12日(土・日・月・火・祝日)

公演時間:平日 10時~ 11時~ 12時~ 13時~ 14時~

土日祝日 10時~ 11時~ 12時~ 13時~ 14時~ 15時~

料金:大人 1030円

小人 510円

※高尾山さる園・野草園の入園料含む

※公演については天候等により中止になる可能性もございます。

あらかじめご了承ください。

 

高尾山さる園・野草園では新型コロナウイルス感染対策について以下のような取り組みを行っております。

・3密を避けるため入園制限をしております。

・入園券の販売はできる限り対面でなく、券売機の利用をお願いしております。

・手すり、券売機等は定期的に消毒しております。

ご利用のお客様におかれましては「マスクの着用」「一定間隔の確保」「体調不良時の利用自粛」等、感染拡大予防対策にご理解、ご協力をいただき、ご利用をくださるようお願いいたします。

 

●昨年の公演の様子

 

「高尾山さる園・野草園」で幻の花「ムラサキ」復活プロジェクトを始めます

当社は1927(昭和2)年ケーブルカーの営業を始めましたが、その開業直後の読売新聞の記事には「(大正天皇墓が近くにできて)一躍全日本的になった霊峰高尾山・・・都会生活者の慰安、保健の糧となる・・・其処に生育する草木の種の属、類の多きは稀に見るもので・・・『江戸紫』の名によって床しい追憶を醸す武蔵野の名草「むらさき」が現に生育している・・・」と掲載されていました。

一方現在の高尾山では自生する「ムラサキ」を見ることが出来ず、「高尾山さる園・野草園」開業50周年の今年、ぜひ、「野草園」に「ムラサキ」を咲かせたいという思いで、社員一同検討を始めました。

そこで、いろいろ調べていくと、全国のいくつかの自治体、団体で「ムラサキ」の復活活動をしていることがわかり、当社に近い、東京都檜原村で10年来の活動をされている方がいらっしゃることがわかりました。その名も「ひのはらムラサキプロジェクト」。1957年、近くの山で自生が確認されて「檜原在来ムラサキ」を、市民活動団体「東京ひのはら地域協議会」が10年前から栽培を開始し、昨年上記プロジェクトとしてボランティアも加え本格的に活動をされています。

 

今回、「ひのはらムラサキプロジェクト」事務局の丸山様、当園アドバイザーの日本植物友の会顧問、菱山忠三郎先生にご指導、ご協力をいただき野草園内に植栽を実施いたしました。

「むらさき」は発芽率が低くウイルスなどに弱いため、株を増やすのは困難とされていますが、野草園設立の意義である、かつて高尾山近郊で見ることのできた山野草の保護育成のために、また来園されたお客様に山野草を身近に感じ観察していただけるように努力してまいります。

私たちにとっても多くの校歌に歌われている身近な存在であるこの『ムラサキ』、その復活にむけて、一歩進み始めました。

ご参考までに

江戸時代、「ムラサキ」の染料を使った「江戸紫」は流行しますが、明治以降合成染料の普及で栽培されなくなり一気に減少し、現在では絶滅危惧種IB類になっています。

 

万葉集に大海人皇子から兄中大兄皇子の妻額田王に宛てた「紫のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑに我恋ひやめも」という歌があります。関係はさておいて、『紫のにほへる』(紫草のように色美しい)とうたわれた『ムラサキ』(漢字では「紫草」と書かれることが多い)は、紫色の染料の原料として広く栽培されました。

 

春の野草が咲いています。

こんにちは。

3月になり暖かい日だと気温が20度近くになります。

野草園の植物も、暖かな日を浴びて花を咲かせています。

ユキワリソウ

ユキワリイチゲ

ヒロハアマナ

アズマイチゲ

ニリンソウ

今日、最初のニリンソウが咲きました。

カタクリも、何個かつぼみになっていました。

花開く日が楽しみですね。

 

byアミ